昨日で3週間続いた、紀伊國屋書店新宿南店6Fでの『YOUNG ARTISTS' BOOKS FAIR ヤングアーティストブックフェアー』 が終了しました!
各ジャンルのアーティストや詩人がアーティストブックを作る というこのプロジェクト。
"Reading"展という gallry 内での展示販売からSTARTしましたが、今回の紀伊國屋書店での
展示即売に向けて各アーティストが製本のスキル、表現の改良、装丁のデザインの改良等を
行い、かなりのクオリティの高さでアーティストブックをお披露目することができました。
これは、実際に紀伊國屋書店にいらした多くのお客様がSAMPLEを手に取り熱心に読んでくれたこと、又、こちらが考えていた以上にたくさんのアーティストブックが売れたという結果に現れました。
(3週間トータルで99人のアーティストが一人につき1〜3、4種類のアートブックを出しました。ほんとにすごい数です。)
今回、既存の美術書を数多く取り揃えている紀伊國屋に並べた時、手づくりの本がどう見えるのかが気になるところでした。
そして実際現場で感じたことですが、既存の出版物と比べても遜色無い完成度と、個人的にはそれらを上回るオーラを放っている感じを強く受けました。
いま世界中でアーティストブックに注目が集まっています。
ビジョネイアーなんてすごい額で出回ってますしね。
紀伊國屋で感じたアーティストブックのオーラは、
限定物やより個人的なものに価値が見いだされている今の時期に、
その流行に単に乗っかるだけではない、彼らのより高いクオリティへの追求力が花開いたものだと思っています。
そして紀伊國屋書店南館6Fの美術書コーナーの充実さ、さらにそこに訪れるお客様の多さ(おそらく美術書のみを専門に扱う本屋でもこんなにたくさんのお客が来店する店は日本には他にないでしょう。)、は今回のプロジェクトにとっての最適な開催場所でした。
紀伊國屋書店南館の部長さん、課長さんをはじめスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
アーティストの皆様もとりあえずお疲れさまでした、まだ次がありますからね、
次は来月ニューヨークで!!!